【総額71万円】実家の片付け費用の内訳!一番高かったのは交通費

片付けより高くついた実家までの交通費 新幹線の車窓から富士山を眺める女性
母
住宅街って歳を重ねると不便なのよね・・・もっと便利な場所に住みたいわ
ふみ
その一言から半年間、私は毎月新幹線に乗ることになりました

実家の片付けにいくらかかるのか、いちばん知りたいのは業者の相場ではないはずです。

本当に知りたいのは、実際に財布からいくら出ていったのかという生の数字ではないでしょうか。

私は3年前、西日本にある築40年の実家を片付けて、不動産会社に頼んで売却しました。

住まいは関東にあるので、実家までは新幹線で片道4時間かかる距離でした。

姉が2人いますが、どちらも海外に暮らしているため、動けるのは末っ子の私だけです。

家を空にするまでに6か月、売却が終わるまでを含めると9か月かかっています。

ふみ
片付けだけで71万円。そのうち39万3600円が交通費と宿泊費でした

片付けにかかった費用は総額71万円で、母の貴金属が50万円で売れました。

それでも21万円の持ち出しになり、手元にお金はまったく残っていません。

そして意外なことに、いちばん高くついたのは処分費でも業者代でもありませんでした。

この記事では、実際にかかった費用の内訳を領収書どおりに全部公開します。

払って後悔した出費と、逆にケチらなくて良かった出費も包み隠さず書きました。

実家の片付け費用がどのくらいかかるのか、どんな費用があるのか心配な人は最後まで読んでください。

この記事でわかること
  • 遠方の実家を片付けた費用の総額と内訳
  • 処分費より交通費が高くつく理由
  • 捨てる前に売れば減らせた出費
  • ケチると後で高くつく費用
  • 片付け費用を減らす3つの手順
目次

実家の片付け費用は総額71万円でした

50万円で売れても21万円の持ち出し。実家の片付けにかかる収支

先に結論を書くと、私が実家の片付けにかけた費用は6か月で71万3600円でした。

内訳は処分費が12万円、交通費と宿泊費で約39万円、仏壇まわりが20万円です。

一方で入ってきたお金は、母の貴金属を出張査定で売った50万円だけになります。

差し引きすると、21万3600円の持ち出しという結果になりました。

金額そのものより、どこにいくらかかったかを知るほうが役に立つので、まず一覧を出します。

出ていったお金と入ってきたお金の一覧

実家は2階建ての4LDKで、築40年以上になる古い一戸建てでした。

家族4人が40年住んだ家なので、荷物の量は想像していただけると思います。

実際にかかった費用をすべて並べると、次の表のとおりになります。

項目金額内容
処分費用120,000円業者・粗大ゴミ・持ち込みの合計
新幹線300,000円往復50,000円×6回
在来線9,600円往復1,600円×6回
宿泊費84,000円1泊7,000円の素泊まり×12泊
仏壇200,000円処分と小さい仏壇への買い替え
支出の合計713,600円
貴金属の買取−500,000円出張査定で売却
差引213,600円の持ち出し

この表を作ったのは、片付けがすべて終わったあとになってからでした。

進めている最中は目の前の作業に必死で、計算する余裕などありません。

だからこそ、これから始める方には先に全体像を見ておいてほしいと思います。

一番高かったのは処分費ではなく交通費

表を見て自分でも驚いたのが、交通費と宿泊費の合計39万3600円で処分費12万円の3倍以上あります。

実家の片付けは業者に払う金額ばかりを見がちですが、遠方では移動そのものが最大の出費です。

理由は単純で、実家の片付けは1回の帰省では絶対に終わらないからです。

私の場合は、片付けを始めてから鍵を渡すまでに合計6回通いました。

  • 荷物の仕分けは1日では終わらない
  • 業者や不動産の立ち会いは平日指定が多い
  • ライフラインの解約に現地対応が必要な場合がある
  • 売却の内覧や鍵の受け渡しでもう1回

つまり実家が遠いというだけで、費用は数十万円の単位で変わります。

近くに住んでいる方は、この項目がまるごとゼロになると考えてください。

買取で50万円入っても21万円の持ち出し

母は昔から良いものを少しずつ買い集める人で、貴金属だけで50万円になりました。

正直に言うと、私はアクセサリーの類にまったく興味がありません。

査定額を聞いたとき、母が選んだものにこれほどの価値があったのかと驚きました。

ただし50万円が入ってきても、全体の収支はマイナスのままでした。

ここで伝えたいのは、片付けは必ず持ち出しになるという事実ではありません。

売れるものを見つけられれば、持ち出しは大きく減らせるということです。

貴金属を売っていなければ、71万円をまるごと自腹で払うことになっていました。

片付けから売却まで9か月が実際どう進んだのかは、全記録のほうにまとめています。

【実家じまい全記録】実家の片付けから売却まで9か月の体験談ブログ

ふみ
業者を探す前に、実家へ何回通う必要があるかを数えてください。総額の半分はそこで決まります

処分費用は軽トラック3台分で12万円

業者に丸投げしない3つに分けて12万円。処分費用は軽トラック3台分で12万円

ゴミとして捨てたものは、最終的に軽トラック3台分になりました。

かかった費用は合計12万円で、これは1社にまとめて頼んだ金額ではありません。

自治体の粗大ゴミ、自分での持ち込み、業者への依頼という3つを組み合わせています。

どれか1つに寄せるより、品物によって使い分けたほうが確実に安く済みました。

ここでは3つのルートの金額と、それぞれ何を出したのかを分けて書きます。

自治体の粗大ゴミは1万円

3つのうちいちばん安く済むのは、やはり自治体の粗大ゴミ収集でした。

私が出した分は、収集券を買って合計1万円ほどで済んでいます。

1点あたり数百円から千数百円なので、点数が少ないうちはこれで十分でした。

ただし弱点が2つあって、まず申し込みから収集日まで日数がかかります。

もうひとつは、玄関先や指定場所まで自分で運び出さなければならない点です。

2階から家具を1人で下ろせるかを先に考えてから申し込んでください。

クリーンセンターへの持ち込みは5千円

車に積める分は、自治体のクリーンセンターへ直接持ち込みました。

重さで料金が決まる方式で、私が窓口で支払ったのは5千円ほどです。

金額だけを比べれば、3つのルートの中でこれがいちばん割安でした。

とはいえ持ち込みには、車に積む作業と往復の運転がついてきます。

受付時間も平日の昼間に限られるので、帰省の予定に組み込む必要がありました。

ふみ
持ち込みは重さで料金が決まります。車に積める分を運ぶだけでも、業者に渡す量を減らせます

業者に払った10万5千円の中身

残りの10万5千円が、不用品回収の業者に払った金額になります。

軽トラック3台分のうち、自分では動かせなかった大型のものがここに入ります。

単純に台数で割ると、1台あたり3万5千円ほどという計算になりました。

  • タンス・食器棚などの大型家具
  • 布団やマットレス類
  • 2階から下ろせなかったもの
  • 収集日を待てなかったもの

業者の料金は、積み放題のトラック単位で決まることが多いようです。

同じ量でも会社によって差が出るので、私は数社に問い合わせて比べました。

見積もりを取らずに1社で決めるのは、いちばんもったいない進め方です。

私が当時使ったサービスとは別ですが、同じように数社の見積もりを一度に取れる窓口があります。

大型家具や布団など処分したい物を入力すれば、対応できる業者から見積もりの連絡が届きます。

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まずは相談から

遠方の実家で膨らんだ交通費と宿泊費

総額の半分以上が移動で消えた。遠方の実家への交通費。

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分になります。

関東から西日本の実家まで、新幹線で片道4時間、往復5万円かかります。

新幹線の駅から実家の最寄り駅までは在来線で1時間、往復1600円です。

これを6回繰り返し、さらに片付けの日は毎回ホテルに泊まりました。

合計すると39万3600円になり、処分費の3倍を超える金額になります。

金額の重さと、それでも回数を減らせなかった理由を順番に書きます。

新幹線の往復5万円を6回

新幹線の運賃だけで、6回分の合計は30万円という金額になりました。

これは私一人分なので、夫婦や親子で通えばそのまま倍になります。

片道4時間という距離は、日帰りで片付けをするには長すぎました。

回数券や早割を使えば、運賃そのものは多少下げることができます。

ただし片付けの予定は、こちらの思いどおりには進んでくれません。

業者や不動産会社の都合で日程が動くため、変更が何度も発生します。

安い切符を先に押さえると、変更のたびに手数料で消えていきます。

私は途中から、割引を狙うこと自体をきっぱりあきらめました。

ふみ
交通費は人数分かかります。夫婦2人で通えば、私の30万円がそのまま60万円になる計算です

在来線と最寄り駅からの1時間

見落としがちなのが、新幹線を降りてからの移動にかかる費用です。

実家は駅から離れた住宅街にあり、在来線でさらに1時間かかりました。

往復1600円を6回で9600円と、金額としては小さい部類になります。

それでも体感としては、この最後の1時間がいちばんこたえました。

この不便さこそが、母が引っ越しを望んだ理由でもあったのです。

買い物や病院に歩いて行ける市営住宅のほうが、暮らしやすいということです。

母が望み、父も同意して、両親そろって市営住宅へ移ることになりました。

両親とも元気なうちの引っ越しなので、実家じまいは前向きな判断として始まっています。

1泊7千円のビジネスホテル代

片付けをした日の夜は、毎回ビジネスホテルに泊まっていました。

1泊7千円の素泊まりで、6回の帰省で合計12泊しています。

実家に泊まることもできましたが、片付けの途中の家は布団も食器も出せません。

何より、埃だらけで疲れきった体で、その家にもう一度戻る気力がありません。

ホテル代は削らなくて正解だった出費だと、今でもはっきり思っています。

ここを削っていたら、6回も通いきることはできませんでした。

帰省の回数を減らせなかった理由

1回あたり5万円以上かかるのですから、当然まとめて済ませたいと考えます。

それでも6回になったのは、相手のある予定が多すぎたからでした。

  • 買取業者の出張査定
  • 不用品回収の立ち会い
  • お寺との仏壇の相談
  • 不動産会社との打ち合わせと内覧
  • 鍵の引き渡し

どれも先方の都合に合わせる必要があり、私の滞在日程と噛み合いません。

実家じまいで一番のストレスは、重い家具でも汚れでもなく、この日程調整です。

遠方だと、1日の空振りがそのまま5万円の損失に直結してしまいます。

この日程調整に追われた半年がどれほどきつかったかは、別の記事に書いています。

【実家の片付けにうんざり】親が協力的でも一人ではきつかった6か月

仏壇の処分と買い替えで20万円

相場を調べるより先に菩提寺へ電話。仏壇の処分と買い替えで20万円

費用の一覧を見て、仏壇の20万円は何かと思われたのではないでしょうか。

実家にあった仏壇は昔ながらの大きなもので、市営住宅には到底入りません。

処分して終わりにするか、小さいものに替えるかで最後まで迷いました。

結論としては、お寺に相談したうえで小さい仏壇に買い替えています。

古い仏壇は引き取っていただき、その一連の費用が20万円になりました。

まずお寺に相談したところから

仏壇は、不用品回収の業者に粗大ゴミとして出すこともできます。

ただ我が家には代々お世話になっているお寺があったので、先に相談しました。

結果から言えば、先にお寺へ相談したこの順番が正解でした。

宗派や地域によって、作法も費用も大きく変わってくるからです。

金額の相場を調べるより、まず菩提寺に電話するほうが早いと実感しました。

親戚から後で何か言われる可能性も、これでほぼ消えています。

魂抜きと引き取りにかかった費用

古い仏壇は、そのまま捨てるのではなく魂を抜く儀式をしていただきました。

その費用と新しい仏壇の代金を合わせて、およそ20万円かかっています。

金額は宗派やお寺との関係で変わるので、うちの場合として読んでください。

ただ片付け全体で見ると、仏壇は3番目に大きな出費になりました。

予算を立てるときに仏壇を計算に入れていない方が本当に多いので注意してください。

小さい仏壇に買い替えた理由

処分するだけで済ませれば、費用はもっと抑えることができました。

それでも買い替えたのは、両親が手を合わせる場所を残したかったからです。

ふみ
処分か買い替えかで迷ったら、小さい仏壇に替える選択肢があります。手を合わせる場所は残せます

実家じまいは荷物を減らす作業であり、親の暮らしを次へ移す作業でもあります。

全部を効率だけで決めてしまうと、あとから必ず後悔することになるでしょう。

お寺への相談から小さい仏壇への買い替えまでの流れと費用の内訳は、こちらに書いています。
実家じまいの仏壇どうする?小さく買い替えて親の新居へ

実家の片付けで払って後悔した費用

捨てたレコードは200枚、損は二重だった。払って後悔した費用。

ここからは、私自身の失敗談をできるだけ正直に書いておきます。

いちばん悔やんでいるのは、売ればお金になったものを捨てたことです。

しかも処分費を払ったうえに、入るはずだった収入も逃しています。

つまり損が二重になっていて、これは金額以上に後を引きました。

3年経った今でもはっきり覚えているのが、これから書く3つです。

レコード200枚を処分費を払って捨てた

父は音楽が好きで、実家には書庫いっぱいのレコードがありました。

数えてはいませんが、200枚はあったのではないかと思います。

父は難聴になってから音楽を聴かなくなり、レコードだけが残っていました。

私はレコードの価値をまったく知らず、迷わずゴミとして処分しました。

後から知ったのは、古いレコードには専門の買取業者があるという事実です。

しかもまとめて出張査定に来てくれる仕組みまで整っています。

処分費を払った側なのに、本当は受け取る側だったかもしれません。

これを知ったときの衝撃は、3年経った今でも忘れられません。

オーディオ3台も同じように捨てた

レコードがあるということは、当然プレーヤーも家に残っています。

実家にはオーディオ機器が3台あり、どれも昭和のものでした。

重くて大きく、私にはただの粗大ゴミにしか見えませんでした。

ところが昔のオーディオは、メーカーや型番によって今も値がつきます。

しかも重量物なので、業者のほうから引き取りに来てくれる仕組みがあります。

運べないから捨てるしかない、と思い込んだのが間違いでした。

このオーディオ3台をどう処分して、あとから何を知ったのかは別の記事に詳しく書いています。

【実家の古いステレオに価値はある?】動くのに5000円払って捨てた

疲れて売らずに捨てた大型家具4万円

もうひとつの後悔が、売ることもできたはずの大型家具です。

そのころには片付けに疲れきって、写真を撮る気力も残っていません。

結局そのまま処分に回してしまい、払った金額は4万円になります。

これは判断ミスというより、単純に私の体力が切れたことが原因でした。

だからこそ元気が残っている序盤のうちに売るものを決めておくことが大事です。

終盤の自分は、必ずもう全部捨てたいと言い出すようになります。

出張買取という選択肢を知らなかった

3つに共通しているのは、売る方法を知らなかったという1点だけです。

貴金属は出張査定を頼んだのに、レコードには同じ発想が出ませんでした。

  • 査定は無料の業者が多い
  • 家まで来てくれるので運ばなくてよい
  • 値がつかなければ断ればよい
  • 捨てるのは査定のあとでも遅くない

捨てる前に一度だけ見てもらう、ただそれだけのことでした。

それだけで、私の21万円の持ち出しはもっと小さくなっていたはずです。

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まずは相談から

その業者をどうやって探して何を基準に選んだのかは、別の記事にまとめてあります。

【軽トラ1台4万円】実家の片付けを業者に頼んだ記録と3社の見積もり

ふみ
レコード・オーディオ・古い硬貨・楽器・カメラは、捨てる前に査定へ。無料で家まで来てくれます

ケチらなくて良かった実家の片付け費用

軽トラを借りる前に体力と相談する。ケチらなくて良かった費用

後悔した話の反対に、払って正解だったと思える費用もあります。

片付けを始める前の私は、費用を自分の労力に置き換えようとしていました。

軽トラックを借りて自分で運べば安く済む、と本気で考えていたのです。

結論から言えば、それをやらなかったことが最大の正解でした。

お金で解決したおかげで、6か月間を最後まで走りきることができています。

軽トラを借りて自分で運ぶつもりだった

当初の計画では、レンタカーで軽トラックを借りるつもりでいました。

クリーンセンターへ何往復もすれば、計算上はたしかに安く上がります。

ところが実際に家具の前に立つと、1人ではまるで持ち上がりません。

無理に運べば腰を痛めますし、慣れない土地での運転も不安でした。

安く済ませる計画は、たいてい自分の体力を過大評価しています。

お金で解決して守れた心と体

結局、重いものはまとめて業者に頼むという判断をしました。

金額は10万5千円で、けっして安い出費ではありませんでした。

それでもその分だけ、私の体力と時間が確実に手元に残りました。

実家の片付けは、思い出の品を1つずつ手放していく作業でもあります。

肉体的にきついだけでなく、気持ちのほうが先にすり減っていくのです。

そこにさらに重労働を足すと、途中で必ず心が折れます。

折れた結果が、疲れて売らずに捨てた家具の4万円だったわけです。

遠方だからこそ時間を買う

遠方の実家では、1日あたりの価値が普段よりずっと高くなります。

私の場合は、1回の帰省に5万円以上かかっている計算になります。

その貴重な1日を、丸ごと運搬に使ってしまうのは割に合いません。

費用を削る場所と、削ってはいけない場所は分けて考えてください。

判断の基準は、その節約で帰省が1回増えないかどうかになります。

1回増えた時点で、節約したつもりの金額は全部消し飛ぶでしょう。

業者代を惜しんで自分で片付けた私が、結局ほぼ同じ金額を払った失敗は別の記事に書きました。

実家じまいでやってはいけない失敗【業者代30万をケチって51万】

重い物の運び出しを業者に任せるなら、先に数社の見積もりを並べてから決めてください。

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まずは相談から

実家の片付け費用を減らす3つの手順

何をやるかより順番が節約になる。費用を減らす3つの手順

ここまでの経験をまとめると、費用を減らす方法は3つに絞られます。

仕事柄、私は同じ場面に立ち会うご家族を何組も見てきました。

うまくいく方は例外なく、これから書く順番どおりに動いています。

逆に、とにかく捨てるから始めた方は、あとで必ず後悔していました。

順番そのものが節約になるというのが、いちばんお伝えしたいことです。

捨てるものと売れるものを先に分ける

最初にやるべきなのは、家の中のものを仕分けすることです。

捨てるもの、売れるかもしれないもの、残すものの3つに分けます。

これをやるだけで、そのあとにかかる費用がはっきり変わります。

  • 貴金属・アクセサリー
  • レコード・オーディオ機器
  • 古い硬貨や紙幣
  • 楽器・カメラ
  • 昔のおもちゃ

判断に迷うものは、いったん売れるかもしれないの箱へ入れてください。

捨てるのはいつでもできますが、捨てたものは戻りません。

無料の出張査定を片付けの前に呼ぶ

次にやることが、売れるかもしれないものをまとめて査定に出すことです。

私は貴金属についてだけ、これをやることができました。

ネットで数社を調べて相談し、対応の良かった1社に来てもらっています。

大事なのは順番で、片付けの終盤ではなく序盤に呼ぶことになります。

終盤になると、売れるものがもう家に残っていません。

査定は無料の業者が多く、値がつかなければ断ることもできます。

呼んで損をすることは、まずないと考えて大丈夫です。

帰省1回でやることを決めておく

3つめは、帰省するたびの段取りをあらかじめ決めておくことです。

遠方の実家なら、費用の大半は移動費が占めることになります。

つまり帰省を1回減らせれば、それだけで数万円がそのまま浮きます。

私は毎回、その日にやることを紙に書き出してから新幹線に乗りました。

業者の予約、お寺の相談、不動産の打ち合わせは同じ日に寄せています。

それでも6回かかりましたが、無計画なら10回は通っていたはずです。

実家の片付け費用でよくある質問

実家の片付けを控えた方から、よく聞かれることをまとめました。

金額に関わる部分は、地域や家の大きさによって変わってきます。

私の実例を基準にしながら、数字の考え方をお伝えしていくつもりです。

実家の片付けは100万円かかるって本当ですか

家の大きさと、実家までの距離によって大きく変わります。

私は4LDKの一戸建てを遠方から片付けて、総額71万円でした。

近くに住んでいて交通費と宿泊費がなければ、32万円ほどで収まった計算です。

逆に業者へすべて任せる、荷物が多い、家が広いなら100万円を超えます。

業者に頼むと相場はいくらですか

私が払ったのは軽トラック3台分で10万5千円、1台あたり約3万5千円です。

業者の料金は、トラックの大きさごとの積み放題で決まることが多いようです。

同じ量でも会社によって金額に差が出るので、1社だけで決めないでください。

手間はかかりますが、必ず複数社に問い合わせて比べることをおすすめします。

複数社へまとめて問い合わせるなら、不用品回収無料一括見積もり「ぽいみつ」が便利です。

費用は誰が払うのが普通ですか

これには決まった正解がなく、ご家庭によって事情がまったく違うのです。

親の預貯金から出す家庭もあれば、子どもが立て替えて精算する家庭もあります。

私は3人姉妹の末っ子ですが、姉2人が海外にいるため動いたのは私だけでした。

大事なのは金額より、誰が何をするのかを最初に共有しておくことです。

動ける人が1人だけなら、そのことを先に伝えておくと揉め事が減ります。

遠方の実家だと費用はどのくらい増えますか

私の場合は、交通費と宿泊費だけで39万3600円かかりました。

総額71万円のうち、半分以上が移動のために消えている計算になります。

これは片道4時間という距離を前提にした数字ではあります。

新幹線や飛行機を使う距離なら、同じような比率になると考えてください。

片付けの費用を安くする方法はありますか

いちばん効果が大きいのは、捨てる前に売れるものを見つけることです。

私は貴金属で50万円を回収できた一方、レコードとオーディオは捨てました。

次に効くのが、帰省の回数を減らすための段取りになります。

逆に、重い物を自分で運ぶという節約はまったくおすすめできません。

家を売れば費用は取り戻せますか

家の売却代金は、片付け費用とは別のお金として考えてください。

私は片付けのあと、不動産会社に仲介を依頼して売却しています。

ただし売却には、仲介手数料などの費用が別にかかってきます。

この記事の71万円は、あくまで片付けだけにかかった金額です。

売れるかどうかは家の場所や状態で決まるので、あてにしないほうが安全です。

まとめ 実家の片付け費用は先に読める

実家の片付けは、始まってしまえば毎日が判断の連続になります。

だからこそ、始める前に全体の金額の形を知っておくと迷いが減るはずです。

私が9か月かけて学んだことを、最後にまとめておきます。

71万円の実家じまいでわかったこと
  • 総額71万円のうち半分以上が交通費と宿泊費
  • 処分費は3ルートの使い分けで12万円に圧縮
  • 仏壇の20万円は予算に入れ忘れやすい
  • 売れるものを先に分けると持ち出しが減る
  • 重い物を自分で運ぶ節約は逆効果

もし1つだけやり直せるなら、私は捨てる前に査定を呼ぶを選びます。

父のレコード200枚とオーディオ3台は、処分費を払って手放しました。

値がつくと知っていれば、あの日の判断は違っていたはずです。

査定は無料の業者が多く、家まで来てくれるので運ぶ必要もありません。

値がつかなければ断って、そのまま処分すればいいだけの話です。

捨てるのは、見てもらってからでも遅くありません。

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まずは相談から

ふみ
捨てるのはいつでもできます。査定を呼べるのは、まだ物が残っている序盤だけです

実家じまいは、親の暮らしを次の場所へ移していく作業でもあります。

費用の話ばかりが先に立つと、どうしても気持ちが苦しくなるものです。

お金の見通しが立っていれば、その分だけ気持ちに手をかけられます。

この9か月で何をどんな順番でやったのかは、全記録のほうで最初から順に読めます。

【実家じまい全記録】実家の片付けから売却まで9か月の体験談ブログ

お金ではなく気持ちのほうがきつかった時期は、うんざりの記録に書き残しました。

【実家の片付けにうんざり】親が協力的でも一人ではきつかった6か月

この記事が、その余裕をつくる材料になればうれしく思います。

この記事を書いた人

関東在住の53歳。50歳のときに西日本の実家を9ヶ月かけて空にし、売却しました。3人姉妹の末っ子で姉2人は海外在住のため、ほぼ一人での実家じまいでした。介護職15年、ケアマネ14年目の主任介護支援専門員。仕事では何十件も立ち会ってきましたが、自分の親の家では何度も手が止まりました。

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