声父のレコードが何百枚もあるけど、もう誰も聴かないし捨てるしかないよね…



私は200枚を処分費ごと手放したあとで、レコード専門の買取業者があると知りました
実家の片付けで書庫を開けると、親が集めたレコードがぎっしりと並んでいることがあります。
聴く人はもういないのに枚数が多すぎて、どう処分すればいいのかと手が止まってしまうでしょう。



私は西日本の実家を半年かけて空にして、父の古いレコード約200枚を業者にまとめて渡しました。
洋楽とジャズのLPばかりで、元のビニールまで付いたきれいな状態だったのに見てもらっていません。
レコード専門の買取業者があると知ったのは、実家の片付けがすべて終わったあとのことでした。
私は鑑定の専門家ではないので、レコードの相場や買取の価格はこの記事に書いていません。
親の古いレコードを捨てていいのか、どう処分すればいいのか迷っている人は最後まで読んでください。
父のレコードを手放すまでの流れと、捨てる前に確かめてほしいことを順番に書いていきます。


古いレコードの処分で私が後悔したこと


古いレコードの処分で私がいちばん後悔しているのは、一度も見てもらわずに手放したことです。
捨てたこと自体よりも、値段を確かめる機会を自分でなくしてしまったことが心に残っています。
父が長い年月をかけて集めたレコードを、中身も見ないまま処分費を払って手放してしまいました。



レコードは盤とジャケットの状態で扱いが変わるので、見た目がきれいなほど確かめる価値があります。
どんなレコードだったのか、どう手放して、いつ気づいたのかの順に書いていきたいと思います。
父のLP約200枚を片付け業者にまとめて渡した
父のレコードは、中くらいの大きさの書庫がいっぱいになるほどの量が棚に残っていました。
一枚ずつ数えたわけではありませんが、見た感じではおよそ200枚ほどは並んでいたはずです。
それを片付けを頼んだ業者に、ステレオや家具などと一緒にまとめて引き取ってもらっています。
父は音楽が好きな人でしたが、難聴になってからはレコードをほとんど聴かなくなっていました。
聴く人がいないのだから捨てるしかないと、私はそのとき何の迷いもなく決めてしまったのです。
洋楽とジャズのLPには元のビニールまで付いていた
父が集めていたのは洋楽とジャズのレコードで、そのほとんどが大きな盤のLPというものでした。
どのジャケットにも買ったときの透明なビニールの包装が、はがされずにそのまま残っていたのです。
ビニールに守られていたおかげで、ジャケットには目立つ傷や汚れもほとんど見当たりませんでした。



ジャケットを包む外側の透明なビニールは、レコードの世界ではシュリンクと呼ばれています。
何十年もたっているはずなのに、見た目にはほとんど古さを感じさせない状態で残っていたのです。
状態の良いレコードだったのに、私は1枚も査定に出さないまま全部を手放してしまいました。
1枚も残さなかったのは聴く機械がなかったから
形見として1枚くらいは残しておく人もいるそうですが、私は1枚も手元に残していません。
プレーヤーもステレオも一緒に処分したので、レコードを残しても聴く手段がなかったからです。
聴けないレコードを持ち帰っても、私の家の棚で同じようにしまい込まれるだけになるでしょう。



残すかどうかは、再生できる機械がこの先も手元にあるかどうかで考えると決めやすくなります。
残さなかったことに後悔はなく、心残りは売れたかどうかを確かめなかったという一点だけです。
専門の買取業者を知ったのは全部終わったあと
レコード専門の買取業者があると知ったのは、実家の処分がすべて終わってからのことでした。
何気なくネットを見ていたときに、レコードを買い取る専門店の案内がたまたま目に入ったのです。
家が空になったあとでは、もう手元に1枚も残っていないので確かめる方法すらありません。
- 状態を見てもらわなかった
- 専門の業者を調べなかった
- 持ち主の父に聞かなかった
知っていれば、捨てる前に一度だけ見てもらうという選び方はできたはずだと今は思います。
実家のレコードの処分方法は4つ


レコードの処分方法は、大きく分けると捨てる方法と売る方法の2つに分かれています。
さらに細かく分けると、ゴミに出すか業者に渡すか、自分で売るか査定に出すかの4つです。
どれを選ぶのがよいかは、枚数と状態と片付けに使える時間や体力によって変わってくるでしょう。
- 自治体のゴミ
- 片付け業者の引き取り
- リサイクルショップやフリマ
- レコードの買取業者の査定
私が実際に選んだ方法も含めて、4つの方法の良いところと手間を順番に見ていきましょう。
自治体のゴミに出す
いちばん手軽なのは、住んでいる市町村のゴミの日に合わせてレコードを出して処分する方法です。
お金はほとんどかかりませんが、分別のしかたは市町村ごとに決まりが少しずつ違っています。
枚数が多いと一度には出せないこともあるので、何回かに分けて出すことになるかもしれません。
片付け業者にまとめて引き取ってもらう
私が選んだのはこの方法で、ほかの荷物と一緒にレコードも業者にまとめて引き取ってもらいました。
自分で運び出す手間がかからず、家の中の物が一度に片付いてしまうのが何よりの利点でしょう。



ただし処分費を払って手放すため、売れたかもしれない物にまでお金を払うことになります。
片付けの費用がいくらかかったのかは、費用の内訳の記事に項目ごとに全部まとめてあります。
【総額71万円】実家の片付け費用の内訳!一番高かったのは交通費
リサイクルショップやフリマで売る
近くのリサイクルショップへ持ち込んだり、フリマアプリに出品したりする方法もあります。
ただ200枚ともなると重さもかなりあるので、店まで運ぶだけでも大変な仕事になるはずです。
フリマで1枚ずつ売るには写真を撮って説明を書く手間がかかり、帰省の合間ではとても続きません。



遠方の実家なら、1枚ずつ売る方法は時間がかかりすぎて現実的ではないと考えておきましょう。
レコードの買取業者に見てもらう
4つ目は、レコードを専門に扱っている買取業者に査定をしてもらってから売るという方法です。
値段が付かなければ断って、そのあとにゴミに出したり業者に渡したりすることもできるのです。
捨てる方法はいつでも選べますが、売る方法は捨てる前にしか選ぶことができません。
レコードは燃えるゴミか燃えないゴミか


レコード処分で多くの人が最初に迷うのが、燃えるゴミと燃えないゴミのどちらに出すかです。
結論から言うと、レコードが何ゴミになるのかは住んでいる市町村によって扱いが違っています。
同じレコードでも、ある町では燃えるゴミで別の町では燃えないゴミという場合もあるのです。



実家のある市町村と自分が住む市町村では、同じ物でも分け方が違うことがよくあります。
ここではレコードの素材の話と、ゴミに出す前に確かめておきたい点を順に書いていきます。
レコードの盤は塩化ビニールでできている
レコードの黒い盤は、塩化ビニールというプラスチックの一種を材料にして作られています。
そのためビニール盤とも呼ばれていて、ゴミの分別ではプラスチック製品として扱われがちです。
プラスチックを燃えるゴミに入れる市町村もあれば、燃えないゴミに分ける市町村もあります。
分け方は市町村ごとに違う
ゴミの分け方は市町村がそれぞれ決めているので、全国どこでも同じというわけではありません。



市町村のホームページの分別の一覧や、ゴミの分別アプリで品目を調べられる場合もあります。
迷ったときには、市町村の清掃の窓口に電話で聞いてしまうのがいちばん確実な方法でしょう。
実家のゴミは実家のある市町村の決まりで出すので、自分の町の感覚で分けないでください。
ジャケットの紙と盤を分けて出す
レコードは盤とジャケットでできていて、ジャケットは紙なので盤とは素材がまったく違います。
そのため盤はプラスチック、ジャケットは古紙というように分けて出す市町村もあるのです。
200枚分を1枚ずつ分けるとなると、それだけで何時間もかかる作業になってしまうでしょう。
200枚は重くて一度に出せない
レコードは1枚だけなら軽く感じますが、200枚ともなると全部で数十キロの重さになります。
ゴミ袋に詰めると重みで破れやすく、1回に出せる量の決まりがある市町村もあるでしょう。
実家が遠方にあると、ゴミの日に合わせて何度も帰省するのは現実的ではありませんでした。



大量にあるときは、ゴミに出すより業者に引き取ってもらうほうが結局は早く片付きます。
古いレコードを捨てる前に確かめたいこと


古いレコードを捨てる前に、私がやっておけばよかったと思っていることが4つあります。
どれも難しいことではなく、捨てる日の前に少しだけ時間を取ればできることばかりでしょう。
ゴミに出してしまってからでは、どれひとつとしてあとからやり直すことができません。



捨てる前に確かめたいのは、値段と状態と価値の考え方と持ち主の気持ちの4つになります。
私のように全部終わってから気づかないよう、片付けの手を止めて一度だけ確かめてください。
値段は見てもらわないと誰にもわからない
古いレコードに値段が付くかどうかは、実際に見てもらわないと誰にもわからないものです。
同じ歌手の同じ曲でも、いつ作られたかやどこの国の盤かによって扱いが変わると言われています。
素人が見た目だけで判断して、価値がないと決めつけてしまうのがいちばんもったいないでしょう。



値段を知ってから捨てるのと知らずに捨てるのでは、あとに残る気持ちがまったく違います。
私が父のレコードの値段を知らないのは、見てもらう機会を自分でなくしたからなのです。
ジャケットや帯や外のビニールも見られる
買取業者の案内を読むと、盤だけでなくジャケットの状態も見ていると書かれていることが多いです。
日本で作られたLPには帯という細長い紙が付いていることがあり、その有無も確かめるようです。
父のレコードのように外のビニールまで残っていれば、それも状態の良さとして伝えられるでしょう。
- 盤の傷や反り
- ジャケットの傷みや汚れ
- 帯の有無
- 外のビニールの有無
ジャケットだけを先に捨てたり帯を外したりせずに、そのままの形で見てもらってください。
聴かなくなった理由と価値は関係ない
父がレコードを聴かなくなったのは、難聴になって音楽を楽しめなくなってしまったからでした。
聴かれなくなった物はもう要らない物だと、私はどこかで思い込んでいたのかもしれません。
けれども持ち主が聴かなくなったことと、レコードそのものの価値はまったく別の話なのです。
家族にとっては要らない物でも、ほかの誰かにとっては長く探していた1枚かもしれません。
持ち主に一言聞いておく
私は父に、レコードを捨ててもいいかどうかをあらためて聞くことはしていませんでした。
片付けを始めたときに、家の中の物を処分することについてざっくりと了解をもらっただけです。
レコードのことをあらためて聞いていれば、売るという考えがどこかで出てきたかもしれません。



親が元気なうちなら、趣味の物だけでも処分する前にひと声かけておくと安心できます。
子どもには価値がわからない物でも、集めた本人はどこかで気にかけていることが多いものです。
大量のレコードは出張査定が現実的


200枚のような大量のレコードを売るなら、家まで来てもらえる出張査定がいちばん現実的です。
重くてかさばるレコードを何度も店まで運ぶのは、体力の面からいってもとても続きません。
実家が遠方にあるなら、限られた帰省の日に片付けを進めなければならないのでなおさらです。



出張査定は、枚数が多いほど自分で運ぶ手間が省けるので頼む意味が大きくなる方法です。
出張査定を頼むときに知っておきたいことを、3つの見出しに分けて順番に書いていきます。
200枚は自分で運べる量ではない
書庫いっぱいのレコードを車に積んで店まで運ぶとなると、何往復もしなければなりません。
段ボールに詰めると1箱でもかなりの重さになり、一人で運ぶと腰を痛める原因にもなります。
私が片付けを業者に頼んだのも、重い物を自分で運び出すのは無理だと感じたからでした。
片付けの合間に家まで来てもらう
出張査定は、片付けのために帰省している日に合わせて日時を決めてもらうことができます。
ほかの荷物を仕分けている間にレコードを見てもらえるので、帰省の時間をむだにしません。
遠方の実家では帰省の回数そのものが限られるので、1回で済むことがとても大切でした。



申し込むときに枚数とジャンルとおおよその状態を伝えておくと、話が早く進みます。
金額に納得できなければ断れる
家まで来てもらうと断りにくく感じますが、査定は売ることを約束するものではありません。
金額を聞いて納得できなければ、その場で断ってそのまま帰ってもらうことができるのです。
断ったとしても、捨てる前に値段を知れたという事実だけは確かに手元に残ります。
- 査定は売る約束ではない
- 金額を聞いてから決める
- 納得できなければ断る
私に足りなかったのはまさにその事実で、何も知らないまま処分費を払ってしまいました。
福ちゃんはレコードの買取を受け付けている業者の1つで、査定は無料で申し込むことができます。
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まずは相談から
レコードプレーヤーの処分も一緒に考える


レコードを処分するときは、それを聴くためのプレーヤーも一緒に残っていることがほとんどです。
盤だけを片付けても、レコードプレーヤーの処分が残っていれば実家の片付けは終わりません。
レコードとプレーヤーでは見てもらう業者が違うことも多いので、分けて考えておきましょう。



盤はレコードの買取業者、プレーヤーやアンプはオーディオの買取業者が見てくれます。
ここでは私がプレーヤーをどう処分したのかと、機械を見てもらう先について書いていきます。
盤とプレーヤーはひとそろいで残っている
私の実家でも父のレコードと同じ家の中に、プレーヤーとステレオがそろって残っていました。
ステレオとプレーヤーとカセットデッキの3台で、どれも電源が入って音もきちんと出たのです。
メーカーはナショナルとパイオニアで、何十年も前に買った物なのに問題なく動いていました。
私はプレーヤーを粗大ゴミに出した
レコードプレーヤーとカセットデッキは、自治体の粗大ゴミとして私が自分で出しています。
動く機械だったのに、売れるかどうかを一度も確かめないまま手放してしまったのです。
レコードもプレーヤーも、捨てる前に見てもらうという考えが私にはまったくありませんでした。
ステレオを捨てたときの話は、動くのに処分費を払った理由とあわせて別の記事に書いています。
【実家の古いステレオに価値はある?】動くのに5000円払って捨てた
オーディオ機器は専門の業者に見てもらう
プレーヤーやアンプやスピーカーは、オーディオ機器を専門に扱う買取業者が見てくれます。
オーディオ機器は重くて大きな物が多いので、家まで来てもらえる出張査定と相性が良いのです。
レコードと同じ日に見てもらえれば、帰省の1回で盤も機械もまとめて片付けられるでしょう。
オーディオの買取屋さんはオーディオ機器を専門に扱っていて、出張の査定を無料で頼めます。
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まずは相談から
レコード処分でよくある質問
レコードの処分について、私が片付けのときに知りたかったことを質問の形でまとめました。
捨て方の疑問から売るときの疑問まで、迷いやすいところを6つに絞って答えていきます。
- いらないレコードはゴミとして捨てられますか
-
いらないレコードは、住んでいる市町村の決まりに従えばゴミとして捨てることができます。
燃えるゴミか燃えないゴミかは市町村によって違うので、分別の一覧で確かめてください。
- 古いレコードは売れますか
-
古いレコードに値段が付くかどうかは、実際に見てもらわないと誰にもわかりません。
私は見てもらわずに手放したので、捨てる前に一度だけ査定に出すことをおすすめします。
- カビや反りがあるレコードでも見てもらえますか
-
カビや反りのあるレコードでも、査定そのものを受け付けている買取業者はあるようです。
値段が付くかどうかは状態によるので、申し込むときに状態を正直に伝えておくと安心です。
- 数枚だけでも査定してもらえますか
-
枚数が少なくても査定を受け付ける業者はありますが、出張の条件は業者ごとに違います。
数枚だけのときは、箱に詰めて送る宅配の査定を使えるかどうかも確かめてみてください。
- 親に聞かずにレコードを処分してもいいですか
-
親の持ち物である以上は、処分する前にひと声かけておくほうがあとで気まずくなりません。
私も父には家の物をまとめて了解をもらっただけで、レコードのことは聞いていませんでした。
- レコードプレーヤーも一緒に処分できますか
-
プレーヤーは粗大ゴミとして出せる市町村が多く、私も自治体の粗大ゴミとして出しました。
動くプレーヤーであれば、オーディオ機器の買取業者に見てもらうという方法もあります。
まとめ:古いレコードは捨てる前に一度見てもらう


古いレコードの処分で私が学んだことを、最後にもう一度ここでまとめておきたいと思います。
父のLP約200枚は、元のビニールまで付いた良い状態だったのに見てもらわずに手放しました。
専門の買取業者があると知ったのは、実家の片付けがすべて終わってしまってからのことです。
- 分別を市町村で確かめる
- ジャケットや帯を外さない
- 持ち主にひと声かける
- 一度だけ査定に出す
- プレーヤーも一緒に見てもらう
捨てるという決断だけは、あとから取り消すことのできない片道の選択になってしまいます。
査定に出して値段が付かなければ、そのときに捨てればよいだけだったと今なら思えます。
実家から出た物を全部どうしたのかは、品目ごとの一覧表にまとめてありますので参考にしてください。
【一覧表】実家じまいで処分したもの全部!売れた物と捨てた物の記録
棚に並んだ親のレコードを前にして迷っているなら、捨てる前に一度だけ見てもらってください。
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捨てる前に相談しましょう




